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動画広告の制作ポイントや注意点、料金相場を徹底解説!

近年盛り上がりを見せている動画広告市場。

2021年には、3,000億円を突破する見込みとなっており、右肩上がりで伸び続けています。

そんななか、「自社でも動画広告を試してみたい」という企業も増えてきていますが、制作も初めてで効果が出るか不安に思われる方も多くいらっしゃるかと思います。

そこで、本記事では、動画広告の種類や制作するポイント、制作時の流れについて解説いたします。

動画広告を検討されている場合には、ぜひ参考にしていただけますと幸いです。

企業が動画広告の制作を検討する目的

企業が動画広告の制作を検討する目的

急成長を続ける動画広告市場。

2021年は前年比で約31%成長して3889億円に達する見込みとなっています。

また、2024年には動画広告市場規模は6,396億円になると予測されています。

とどまることを知らない動画広告市場ですが、なぜ企業はここまで多くの投資を行うのでしょうか?

ここでは、企業が動画広告の制作を検討する目的について解説していきます。

動画広告で商品・サービスの認知を広げたい

多くの企業が動画広告によって、商品やサービスの認知を広げようとしています。

動画広告(CM等)と静止画の広告どちらの方が記憶に残っているコンテンツが多いでしょうか?

おそらく、動画広告の方が記憶に残っているものが多いかと思います。

実際に大手広告代理店のSupership社の調査によると、動画広告は静止画の広告に比べて1.6倍認知されているという調査結果も発表されています。

参考:https://supership.jp/magazine/product/1900/

商品・サービスに対する理解を深めてもらいたい

動画広告を使用することによって、見込み顧客に商品・サービスに対する理解を深めてもらいことができます。

動画は情報を圧縮することが可能で、1分間に3,600ページ分もの情報を圧縮できます。

動画であれば、短い時間の中でも、深くサービスや商品を理解してもらえる可能性が上がるのです。

広告のクリック率を高めたい

広告の観点においては、Web広告の出稿時にクリック率を高めることは非常に重要です。

これは、クリック率を高めることで、広告による獲得単価が下がり、パフォーマンスが向上する傾向にあるためです。

そして、一般的に静止画の広告よりも動画広告の方がクリック率が高いというデータがあります。

実際にデンマークの大手広告テクノロジー企業である、アドフォーム社が2015年に行った調査では、静止画バナーのCTRの平均値が0.11%だったのに対して、動画広告は0.40%で約3倍程度、動画広告の方がクリック率が高いと発表しています。

広告フォーマット別動画広告の種類

動画広告の種類

ここでは、動画広告の種類について解説していきます。

「インストリーム広告」「アウトストリーム広告」にそれぞれ分けて説明します。

インストリーム広告

YouTube、Tver等の動画配信媒体の動画媒体の広告枠で配信されるフォーマットです。

ユーザーが視聴している動画コンテンツに組み込まれて広告が配信されるので、ユーザーに視聴される可能性が高いです。

また、インストリーム広告はさらに細かく以下の種類に分類することが可能です。

  • プレロール広告
  • ミッドロール広告
  • ポストロール広告

プレロール広告

プレロール広告とは動画配信の前に広告を流すフォーマットです。

世界的に著名はメディアであるIPG Media Labの調査によると、プレロール広告は、ミッドロール広告(動画コンテンツの途中に挿入される広告)、アウトストリーム広告(動画コンテンツの最後に挿入される広告)に比べて、「動画視聴を邪魔していると思わない」と回答する人が3.5倍程度多かったと発表しています。

さらに、同じ調査では「動画広告が記憶に残っているか?」という問いに対して、プレロール広告はミッドロール広告、アウトストリーム広告と比べて「約2倍記憶に残った。」と回答されたという調査結果もあります。

参考:https://www.ipglab.com/wp-content/uploads/2017/04/Magna.IPG-Lab-YuMe-Ad-Format-Revolution.pdf

ミッドロール広告

ミッドロール広告は、動画コンテンツの途中に挿入される広告です。

YouTubeなどを視聴している際に途中で広告が差し込まれるのを目にしたことがある方も多いのではないでしゅうか?

視聴している動画の続きを見たいと思っているユーザーが広告を視聴しているため、離脱率が低く、広告が最後まで視聴される傾向があります。

ポストロール広告

ポストロール広告は、動画コンテンツの最後に広告が表示されるフォーマットです。

動画視聴後に広告が再生されるため、ユーザーの行動を促しやすいという特徴があります。

アウトストリーム広告

GoogleやYahooなどのWebサイトのバナーなどに配信される広告です。

基本的にページの上部や下部などに表示され、SNSだとフィード状に表示されることが多いです。

インバナー広告

インバナー広告は、バナーの広告枠に出稿できる動画広告のことを指します。

自動的に動画は再生されますが、音声はデフォルトでオフになっています。

インリード広告

インリード広告とは、プラットフォーム内のコンテンツの間に差し込まれている動画広告のフォーマットです。

例えば、SNSの投稿と投稿の間に差し込まれている動画広告などのことを指します。

インリード広告は画面に表示されないと、動画広告が開始されない仕組みになっています。

動画広告を制作する際のポイント

動画広告を制作する際のポイント

ここでは、動画広告を制作する際の重要なポイントについてまとめました。

動画広告の制作を検討されている場合には、事前に確認をしておきましょう。

事前に目的を明確にする

まずは目的の設定が必要不可欠です。前述したように動画広告は多くの目的に対応可能です。

また、目的によって動画の内容は大きく異なります。

例えば、認知を獲得したいのであれば、印象に残るカットやBGMを使用した方が良いですし、理解を促進したいのであれば わかりやすい動画を制作する必要があります。

まずは動画広告を制作することで達成したい目的を明確にすることで、最適な動画を制作する準備をしましょう。

具体的なターゲット選定

ターゲットの選定も重要なポイントです。

例えば、40代の男性に適切なメッセージと、10代の女性に適切なメッセージは全く異なる内容になることは容易に想像できると思います。

動画広告はプッシュ型でユーザーに訴求するコンテンツのため、ターゲットに響くメッセージングや構成を練らないと、視聴者の印象には残りません。

動画制作の前には、可能な限りターゲットを具体的にしておきましょう。

ターゲットに響くコンセプトを作る

ターゲットに最適なコンセプトを作ります。

このコンセプトに沿って、動画広告の構成や演出は決定されるので、非常に重要な工程です。

多くの場合、サービスや商品にはさまざまな魅力がありますが、それらを限られた短い時間の中で全て訴求するのは不可能です。

そのため、サービスのあらゆる魅力の中でも、特にターゲットに伝えるべき訴求ポイントを明確にします。

その上で、ターゲットが理解しやすい言葉を作ることで、コンセプトを決定していきます。

配信媒体を意識した動画広告を制作する

配信媒体を意識した動画広告の制作も重要です。

同じユーザーでもどの媒体を使用しているかによって、ユーザーの心境は変化します。

わかりやすい例を出すと、ニュースメディアを利用している時の心境と、TikTokを利用している時の心境が異なるのはイメージしやすいかと思います。

各媒体に訪れている、ユーザーの心境に合わせて視聴されやすい動画広告とそうではない動画広告があります。

ニュースメディアを利用しているユーザーには、比較的真面目なイメージの動画広告が適していますし、TikTokを利用しているユーザーには、TIkTokのフォーマットに近い音楽やダンスに合わせた広告が適しています。

このように、配信媒体を考慮することで動画広告の内容は異なるので、配信媒体も加味した動画広告の制作を行いましょう。

動画を制作する際の注意点

動画制作時の注意点

ここでは、動画広告を制作する際の注意点について解説していきます。

良くも悪くも印象に残りやすい

動画広告は良くも悪くも視聴者の印象に残りやすいという特徴があります。

そのため、ミスブランディングになってしまうような動画広告になっていないかは細心の注意をする必要があります。

大型のキャンペーンであればあるほど、影響も大きくなるので、動画広告の内容は慎重に検討しましょう。

キャストの使用期間・利用場所

動画広告に出演してもらうキャストには、通常「使用期間」があります。

使用期間とは、キャストが出演している動画の使用が許可された期間のことを指します。

例えば使用期間が1年であればそれ以降は動画の使用ができません。

そのため、キャストの使用期間は事前に確認しておきましょう。

また、動画の利用場所にも制限が設けられている場合があります。

例えば、Webサイトでの掲載は問題なくとも、テレビでは利用できないなど、さまざまなケースがあるので、利用場所に関しても確認しておくことをおすすめします。

主要な動画広告出稿媒体

動画広告の出稿媒体

ここでは、動画広告を出稿する際、主に検討する媒体について解説していきます。

YouTube

月間アクティブユーザー数「6,500万人」の言わずと知れた世界最大級の動画メディアです。

ユーザーは動画を視聴しにYouTubeに訪れるので、動画広告との相性は非常に良いです。

YouTube内でよく出稿される代表的な広告フォーマットは以下になります。

スキッパブルTrueViewインストリーム広告

スキップ可能な動画広告です。

5秒でスキップすることが可能なので、ユーザーに嫌われにくい広告です。

一方でスキップされてしまうと、本来伝えたかった内容を訴求できずに離脱されてしまうリスクがあるため、スキップされないように工夫を凝らす必要があります。

課金方式:CPV(動画が1回再生されるごとに課金される)

ノンスキッパブルTrueViewインストリーム広告

ノンスキッパブルTrueViewインストリーム広告は、スキップされずに15秒間動画広告が流れ続けるフォーマットです。

ユーザーによっては広告のことを煩わしいと感じ、企業のイメージが悪くなってしまうデメリットがあります。

一方で、動画広告を最後まで視聴してもらうことが可能なので訴求したい内容を伝えることが可能です。

課金方式:CPM(動画広告1,000回表示ごとに課金)

バンパー広告

バンパー広告とは6秒間のスキップできない動画広告です。

スキップされない広告なので、最後まで視聴してもらうことが可能ですし、尺も6秒と短いのでユーザーに煩わしい印象を与えにくいです。

ただし、動画広告の尺が6秒と非常に短いため、伝えるべき内容を絞って動画広告の制作を行う必要があります。

課金方式:CPM(動画広告が1,000回表示されるごとに課金)

GDN

GDNとはGoogleディスプレイネットワークの略です。

Google内で広告配信できるディスプレイ広告のことを指しています。

Googleは世界一アクセスの多いプラットフォームなので、動画広告を届けたいターゲットが利用している可能性が最も高い媒体だと言えます。

GDNでよく出稿される動画広告フォーマットは以下になります。

スキッパブルインストリーム広告

スキップ可能なインストリーム広告です。

ウェブサイトやアプリ上に表示されます。

課金方式:CPV(動画が1回再生されるごとに課金される)

ノンスキッパブルインストリーム広告

スキップ不可のインストリーム広告です。

ウェブサイトやアプリ上に表示されます。

課金方式:CPV(動画が1回再生されるごとに課金される)

アウトストリーム広告

アウトストリーム広告はGoogle内のWebサイトに表示される広告です。

スマホとタブレットのみで動画が表示されるので、BtoB商材の場合は相性が良くない場合があります。

Facebook

Facebookは月間アクティブユーザー数が2,600万人いる巨大SNSです。

Facebook広告は他の媒体とは異なり、ユーザーが入力した個人情報に基づき広告出稿を行うのでターゲティング精度の高さに定評があります。

Facebookで出稿できる動画広告の種類は以下です。

インストリーム広告

動画コンテンツの再生前後にスキップできるフォーマットとして表示される動画広告です。

スキップ可能なその他の広告と同様に、スキップされないような動画の工夫が必要です。

フィード広告

ユーザーの投稿と投稿の間に動画広告を挟むことができます。

ユーザーはFacebookのフィードをスクロールしながら利用しているため、スクロールを止めてもらえるような仕掛けを用意する必要があります。

ストーリーズ広告

FacebookとInstagramのストーリーズに配信することができる動画広告です。

ユーザーが好きなタイミングでスキップすることが可能なので、スキップされないように動画のインパクトや、動画広告を視聴してくれそうな興味のある人にだけ広告配信をするなどの工夫が必要です。

動画広告制作の流れ

動画広告制作の流れ

ここでは、動画広告を制作する際の流れについて解説します。

動画広告を制作する目的を整理

動画広告に限った話では無いですが、まずは目的を明確にしましょう。

動画広告は、多くの予算を投下して行われることも多く、非常に多くの見込み顧客に露出することになるため、良くも悪くも貴社の印象を決定づけてしまいます。

目的を明確にした上で動画制作に取り掛かるようにしましょう。

ターゲットを明確にする

動画広告を視聴してもらいたいターゲットを明確にしましょう。

性別や年齢などのデモグラフィック分析をもちろんのこと、ターゲットのニーズも整理します。

ターゲットのニーズを明確にしておくことで、動画広告内で発信すべきメッセージがよりはっきりとします。

配信媒体を絞り込む

予算の関係などから、基本的に全ての配信媒体に動画広告を出稿することは考えにくく、非効率なのでどの媒体に出稿するのかを絞り込む必要があります。

自社がリーチしたいと思っているターゲットがいる媒体はどこかを明確にする必要があります。

その上で、自社が狙いたいターゲットだけをターゲティングできるか、課金形態、コンバージョン単価など様々な観点から見て配信媒体を絞り込みましょう。

配信シミュレーションの作成と動画広告制作予算の決定

媒体を絞り込んだら配信のシミュレーションを行います。

シミュレーションで確認しておきたい項目

  • 1視聴あたりにどのくらいの費用がかかるのか?
  • 1クリックあたりにどのくらいの費用がかかるのか?
  • 1コンバージョンあたりにどのくらいの費用がかかるのか?
  • 目標とするコンバージョンを取得するにはどのくらい予算が必要なのか?

広告配信のシミュレーションをせずに動画広告の制作に入ってしまうと、過剰に動画制作自体に費用をかけすぎてしまう場合があるので、気をつけましょう。

面談をするパートナー企業の選定

動画広告用の動画を制作する、動画制作会社を選定します。

まずはWeb上に公開されている動画広告の制作実績を確認してみましょう。

  • 自社が制作したいと思っているような動画広告の制作実績があるか?
  • 自社と同じ業界の制作実績はあるか?

などの観点から、まずは面談したいと思える動画制作会社を探しましょう。

また、動画制作会社によっては料金帯をWeb上で公開している会社もあります。

想定している予算内に収まる動画制作会社かも合わせて確認しましょう。

その他にも、動画制作会社によっては、動画広告の配信にも強みを持っている会社があります。

クリエイティブの制作と広告配信を一貫してサポートできる会社の方がパフォーマンス改善をしやすくおすすめです。

初回面談(無料)

改めて、制作したい動画広告の要件を動画制作会社に伝えます。

具体的には動画制作の目的ターゲット利用シーンなどを準備しておけるとスムーズです。

企画提案(無料)

動画制作会社から動画広告の企画提案を受けます。

自社が設定している目的に対して、最適だと考えることができる企画案と動画制作会社を選びましょう。

また、動画広告の制作以外にも、動画広告の配信プランニングなどの提案を受けることも可能です。

契約・発注

動画広告を制作する動画制作会社を選定したら、契約書の締結となりますが、この際に気をつけたいのが、修正回数です。

基本的に動画制作会社は動画の修正回数を定めていることが多く、この回数が1回だけだと思ったような動画広告にならない場合があります。

また、修正によってコストが増加してしまう可能性があるので、注意しましょう。

キックオフ

キックオフでは改めて、対象のサービス内容や、企画の内容をすり合わせます。

キックオフのタイミングで、制作スケジュールについても説明されることが多いです。

自社の確認期間などとも照らし合わせて、現実的なスケジュールになっているかを確認しましょう。

コンテ作成

企画案をさらに具体的にして、コンテにします。

このコンテは、企画をすり合わせるだけでなく、撮影時(アニメーションの場合は撮影はありません)にはカットリストにもなるので、撮影したいカットがコンテに反映されているのかも確認しておきましょう。

撮影準備

撮影前にキャストやロケ地、衣装や小物を準備します。

特に会社内の撮影や自社の社員が出演する際は調整する必要があります。

撮影

動画素材の撮影を行います。

当然ですが、撮影していないものは動画にならないので、使用したいカットが全て撮影されているのかを確認しましょう。

編集

撮影したカットを編集し、動画にしていきます。

初稿納品時には、ナレーションは仮のもので提出されることが多いです。

ナレーション収録

ナレーションを収録し、本番ナレーションに差し替えます。

納品

最終的にBGMも正式なものに差し替えて納品となります。

広告出稿

制作した動画広告を出稿します。

基本的に広告は一度出稿して終わりではなく、定期的に調節をしていくものになります。

出稿した動画広告のパフォーマンスを見ながら、ターゲティングや媒体ごとの予算調整を行いましょう。

企業の広告事例

企業の広告事例

ここでは、企業の動画広告事例について紹介します。

他の企業の動画広告をご覧いただき、参考にしていただければと思います。

楽天グループ株式会社

音楽に合わせてサービスの魅力やポイントを訴求しています。

また、シーンに合わせて衣装を変えることで、ファッションに関連するサービスであることを一貫して訴求している動画です。

株式会社明治


シリーズ形式で展開しているWebCMです。

シリーズ形式は1話を見たら次を見たいと思う視聴者が多いため、シリーズ全体で見たときにパフォーマンスが高い傾向にあります。

大塚ホールディングス株式会社


BGMとアニメーションで動画広告を展開しているWeb CMです。

アニメーションのイラストはそれぞれの日常の輪郭伝わるようにあえて、一つ一つ変える工夫がされています。

さらに、時流にも合わせたテーマとなっており、ターゲットだと想定される部活動をしている高校生には特に響く動画コンテンツとなっています。

まとめ

いかがでしたか?

今回は企業が動画広告を制作する目的やポイント、広告を出稿する主要媒体などについて解説しました。

また、弊社サービスの「Lumii」は20名のトップクリエイターと直接マッチングできる動画制作マッチングプラットフォームです。

動画のクオリティはそのままに、制作費用を通常の1/3程度に抑えることが可能です。

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