本記事では、動画制作・動画編集で使えるおすすめの素材サイトを10サイト紹介しています。
無料で商用利用可能な素材サイトを中心に紹介していますので、ぜひ参考にしていただければ幸いです。
目次
動画制作・動画編集の無料素材サイトを使うときの注意点
動画制作・動画編集の無料素材サイトを使うときの注意点は以下の5つです。
- 商用利用の可否
- クレジット表記の義務
- 再配布や二次配布の禁止
- 改変(編集)の制限
- 素材の品質
それぞれの注意点について具体的に解説します。
商用利用の可否
動画制作・動画編集の無料素材サイトを使うときには、商用利用の可否を確認しましょう。
サイトから無料で素材をダウンロードすることは可能ですが、素材の著作権は素材サイトや制作者のものである場合がほとんどです。
素材の制作者が商用利用を認めておらず、使用者側が収益目的で素材を使用した場合、規約に違反したとみなされ罰せられる可能性があります。
商用利用の規約はサイトによって異なるため、必ず確認してからダウンロードを行いましょう。
クレジット表記の義務
動画制作・動画編集の無料素材サイトを使うときには、クレジット表記の義務についても確認しましょう。
クレジット表記とは、素材の提供者・団体名を明記することを意味します。
クレジット表記も商用利用と同じく、正しく表記を行わないと罰則を受ける可能性があります。
ただし「CC0」というマークがついていれば例外です。
CCとはクリエイティブコモンズの略称で特定非営利活動法人であるコモンスフィアが定義したライセンスです。
CC0が記された素材は作者が著作権を放棄したものなので商用利用や改変が可能です。
再配布や二次配布の禁止
動画制作・動画編集の無料素材サイトからダウンロードした素材は、一般的に再配布や二次配布が禁止されています。
基本的に素材を制作した著作者のみに素材の譲渡権利があります。
素材の共有や金銭取引などを防ぐため、再配布や二次配布は有料か無料かに関わらず行えないので注意が必要です。
改変(編集)の制限
商用利用が可能な素材であっても、改変(編集)ができない場合があります。
動画制作・動画編集の際には、映像に合うように元の素材を改変(編集)する作業が発生することが多々あります。
素材の改変予定がある場合には、改変(編集)の制限がないかを確認しておきましょう。
素材の品質
動画制作・動画編集の無料素材サイトは、素材の品質にばらつきがある点も注意が必要です。
無料素材は有料素材に比べると素材の画素数やクオリティがやや劣る場合があります。
また動画のサイズや画角なども素材によって異なるため、自分が作りたい動画のサイズや容量に合わせて選ぶ必要もあります。
ダウンロード画面にサンプルムービーが添付されていることもあるため、ダウンロード前に品質の確認をしておくのがおすすめです。
予算がある場合や、よりクオリティが高い素材を使用したい場合は有料素材の利用を検討しましょう。
動画制作・動画編集で人気の無料素材サイト(商用利用可能)
ここからは、動画制作・動画編集で人気の無料素材サイトを紹介します。
いずれのサイトも商用利用が可能で、各サイトの利用規約に沿って利用すれば安心して素材をダウンロードできます。
どの無料素材サイトを利用するか迷ったらまずはこれから紹介する5つのサイトを検討してみましょう。
- Pixabay
- Pexels
- Mixkit
- 動画AC
- Motion Elements
それぞれの動画制作・動画編集の無料素材サイトの特徴について詳しく解説します。
Pixabay
「Pixabay」は動画だけでなく、画像、イラスト音楽など動画制作において必要な素材が3万点以上提供されている無料素材サイトです。
動画の種類は海外で撮られた動画素材が多く、日本の風景や日本人を映した映像はそれほど多くありません。
検索画面も探したい素材から絞り出すことが可能で、新着素材や季節に合わせたトレンドの素材などの条件で並び替えることもできます。
素材の種類によって利用範囲が異なりますが、Pixabayで提供されている素材は基本的にクレジットの掲載や許可が不要です。
Pexels
「Pexels」は動画と写真の素材に特化している無料素材サイトです。
Pexelsの検索機能では、「色ごと」や「人気のあるキーワードでの検索」など他のサイトにはない独自の検索機能が備わっています。
さらに検索結果から似たような動画素材を探すことも可能で、より自分のイメージに合う素材を見つけやすいのも特徴です。
基本的には、クレジット表記が不要であり、動画の加工・編集も自由に行えます。
また素材をダウンロードするのみの利用であれば、サイトの会員登録も不要なので、素材を手軽にダウンロードしたい方にもおすすめです。
Mixkit
Mixkitは、プロのカメラマンが撮影した素材を会員登録せずに利用できます。
動画ごとに関連したキーワードが複数タグ付けされているので関連した動画を検索しやすく、理想の動画素材を見つけやすいです。
また動画だけでなくサウンドやPremire Pro、After Effectのテンプレートなども提供されています。
現在は日本語未対応で英語のみの表示となっています。
動画AC
「動画AC」は日本のACワークス株式会社が運営している素材サイトです。
ACワークス株式会社は「動画AC」だけでなく、「写真AC」や「イラストAC」といった無料で使用できる素材を数多く揃えたサイトも運営しています。
どれか一つでもサイトから会員登録を行えば、全てのサイトを利用できるので素材選びを一つのサイトで完結したい場合におすすめです。
しかし無料会員の場合には、1日のダウンロード回数に制限があるため注意が必要です。
動画素材は「エフェクト」「CG」「アニメーション」「自然・風景」「街並み・建物」など24種類のカテゴリーに分けられており、ダウンロードしたい素材が明確に決まっていない人でも素材を選びやすいのが特徴です。
またクレジット表記が不要なことに加えて、日本人向けの動画素材や高画質の動画素材を豊富に取り揃えているため、日本人向けの動画を制作する方にぴったりなサイトといえます。
Motion Elements
「Motion Elements」は、動画だけでなく音声やBGM、Adobe After Effectのテンプレートなど約8,000点もの素材を配布しています。
動画素材は主に海外の街並みや自然を映した映像素材が多くあります。
Motion Elementsの素材は全てロイヤリティーフリーのため商用利用が可能であることはもちろん、クレジット表記も不要でダウンロード可能です。
また有料プランに加入することで、さらに多くの素材を無制限でダウンロードできるようになります
動画制作・動画編集のエフェクトに使える無料素材サイト(商用利用可能)
次に動画制作・動画編集のエフェクトに使える無料素材サイトを紹介します。
こちらで紹介する無料素材サイトも商用利用が可能です。
YouTuberのための素材屋さん
「YouTuberのための素材屋さん」は、多くのオリジナル素材を無料で提供しているサイトです。
サイト名の通り、YouTuberや動画クリエイターの動画編集に役立ちそうな素材が数多く提供されています。
サイト内はエフェクトのジャンルごとに素材がわかれており、素材の使用用途や使う際のコツなども解説されています。
サイトの利用規約によると、商用利用や加工編集は可能ですが、ダウンロードした素材のみを主とした制作や二次配布は禁止されているので注意しましょう。
動画制作・動画編集のBGMに使える無料素材サイト(商用利用可能)
ここからは、動画制作・動画編集のBGMに使える無料素材サイトを3つ紹介します。
いずれも商用利用可能なサイトとなっています。
- DOVA-SYNDROME
- BGMer(ビージーエマー)
- 効果音ラボ
それぞれの無料素材サイトの特徴について解説します。
DOVA-SYNDROME
「DOVA-SYNDROME」は、音源のダウンロードに特化した無料素材サイトです。
BGMや効果音、歌モノなど約17,000曲の素材を会員登録なしでダウンロードできます。
サイト内は検索機能が豊富で、曲の雰囲気や使用楽器、さらにはYouTubeのURLから動画内の使用音源を検索できる機能まで搭載されています。
クレジット表記の必要もなく、音源の加工も自由に行えるため、自分の動画に合う音楽を探している人や既存の動画から取り入れたい音がある人におすすめです。
BGMer(ビージーエマー)
「BGMer」はフリーロイヤリティーのBGMを提供している無料音楽素材サイトです。
ポップス、EDM、ロック、クラシックまで多様なジャンルの音楽素材を提供しています。
提供される音楽素材はロングバージョンとショートバージョンの2種類があり、動画の尺の長さによって使い分けることができます。
またVlog、ゲーム実況など使用用途別に音楽をまとめたカテゴリー検索機能もあり、欲しい音源を感覚的に見つけられるサイトです。
新曲の更新も週に1曲のペースで公開され、新しい音楽素材を見つけて自分の動画に取り入れることもできます。
欲しい音楽のイメージやオリジナル要素が強い音楽素材を取り入れたい人は「BGMer」がおすすめです。
効果音ラボ
「効果音ラボ」は名前の通り効果音や日常の生活音、自然の中での環境音などを提供している無料素材サイトです。
2,000種類以上ある効果音が8つのカテゴリーに分けられ、その中から選択して効果音を探すことが可能です。
プロの音響の現場でも使用されている効果音が提供されているため、手軽にクオリティの高い効果音を手に入れられます。
「生活音」の中にある「水音」のカテゴリーだけでも20以上もの効果音があるため、プレビュー機能で聞いてから動画に取り入れたい音をダウンロードしましょう。
利用規約によると会員登録やクレジット表記は不要ですが、素材の著作権はサイトにあるため、加工した効果音の二次配布は禁止されていることに注意しましょう。
【初月のみ無料】高品質な素材サイト(商用利用可能)
最後に紹介するのは初月のみ無料で高品質な素材をダウンロードできるサイトです。
まずは無料で試してみて、気に入れば有料プランに加入することもできますので、まだ会員登録をしたことがない人は一度登録してみることをおすすめします。
Adobe Stock
「Adobe Stock」はPhotoshopやPremire Pro、After Effectを提供するAdobe社の素材サイトです。
有料のサイトですが、初めて登録した人に限り有料プランの範囲で1ヶ月間無料で利用できます。
有料プランは3,828円から始められますが、無料素材だけでも非常に多くの素材を揃えています。
高品質な映像素材はもちろんのこと、写真やイラスト、音楽など2億7,000万点以上もの豊富なコンテンツがロイヤリティーフリーで使用できます。
有料サイトのため検索機能も優秀で、多くのコンテンツの中から、素材の種類、背景色、縦横比などの条件で、素材を絞り込むことが可能です。
1ヶ月以内に解約すれば費用はかからないため、一度は試してみたい高品質な素材サイトです。
動画制作・動画編集用の素材サイトを上手く活用して、コストを抑えながらハイクオリティな動画を制作しよう
本記事では、動画制作・動画編集で使えるおすすめの素材サイトを10個紹介しました。
いずれのサイトも商用利用が可能なので、営利目的のコンテンツの場合でも安心して使用できます。
今回紹介したサイトを活用することで、コストを抑えながらハイクオリティな動画を制作できますので、ぜひ参考にしていただければ幸いです。
また弊社では、CMレベルの高品質動画を業界相場の1/3以下の金額で制作する動画制作サービスを提供しています。
外注での動画制作をご検討されている場合には、ぜひ本サービスもあわせてご覧ください。
動画制作・動画編集の無料素材サイトに関するよくあるご質問
ここでは、動画制作・動画編集の無料素材サイトに関するよくあるご質問に回答します。
動画制作・動画編集の無料素材サイトを使うときの注意点は何ですか?
動画制作・動画編集の無料素材サイトを使うときの注意点は以下の5つです。
- 商用利用の可否
- クレジット表記の義務
- 再配布や二次配布の禁止
- 改変(編集)の制限
- 素材の品質
詳しくは「動画制作・動画編集の無料素材サイトを使うときの注意点」をご覧ください。
動画制作・動画編集で人気の無料素材サイト(商用利用可能)はありますか?
動画制作・動画編集で人気の無料素材サイト(商用利用可能)は以下です。
- Pixabay
- Pexels
- Mixkit
- 動画AC
- Motion Elements
詳しくは「動画制作・動画編集で人気の無料素材サイト(商用利用可能)」をご覧ください。
動画制作・動画編集のエフェクトに使える無料素材サイト(商用利用可能)はありますか?
動画制作・動画編集のエフェクトに使える無料素材サイトは以下です。
- YouTuberのための素材屋さん
詳しくは「動画制作・動画編集のエフェクトに使える無料素材サイト(商用利用可能)」をご覧ください。
動画制作・動画編集のBGMに使える無料素材サイト(商用利用可能)はありますか?
動画制作・動画編集のBGMに使える無料素材サイト(商用利用可能)は以下です。
- DOVA-SYNDROME
- BGMer(ビージーエマー)
- 効果音ラボ
詳しくは「動画制作・動画編集のBGMに使える無料素材サイト(商用利用可能)」をご覧ください。
動画制作・動画編集で使える高品質な素材サイトはありますか?
動画制作・動画編集で使える高品質な素材サイトは以下です。
- Adobe Stock
詳しくは「【初月のみ無料】高品質な素材サイト(商用利用可能)」をご覧ください。