「テクノロジーで新たな価値ある時間を作る」をミッションに、あらゆる無駄を減らすサービスを提供する株式会社TIME MACHINE。
同社の「Schecon」は予定調整と顧客管理機能を備えたWebサービスで、日程調整にかかる時間をわずか1/10にすることが可能です。
今回のインタビューでは、株式会社TIME MACHINEの代表取締役である石澤秀次郎様に「Schecon」の詳細について伺いました。
インタビュイー
石澤 秀次郎
株式会社TIME MACHINE
代表取締役社長
2013年にクリエイティブエージェンシー株式会社EPOCHを設立。DAISOのリブランディング、安室奈美恵のアルバムプロモーション、LEXIS、LAWSOMなどのプロモーションをプロデュース。2019年に新会社「TIME MACHINE」を創業し、代表取締役に就任。同年12月にAIスケジュールコンシュルジュサービス「Schecon」をリリースし、開発・運営を担当している。
無駄な時間をなくして、有意義なことに使える時間を増やしたい
まずは御社の事業内容からご紹介いただけますでしょうか？
株式会社TIME MACHINEでは、日程調整オンライン名刺交換サービス「Schecon」の提供と、全国9,000店舗の充電可能なカフェを紹介している「電源カフェ」、経済メディア・求人媒体の「おかねチップス」を運営しています。
株式会社TIME MACHINEはどのような経緯から創業されたのでしょうか？
私は株式会社EPOCHを設立しているのですが、その創業時に多忙だったこともあり、なかなか人と会えないという課題を感じていました。
日程調整の手間を解決することで、より人と出会う時間を増やせるのではと思い「時間を作る」という意味を込めて「タイムマシン」を会社名にしました。
「おかねチップス」も経済や職に関する情報を短時間で収集でき、無駄な時間をかけずに調査ができますし、「電源カフェ」であれば自分が働きやすい場所をすぐに探せます。
無駄な時間をなくして、有意義なことに使える時間を増やしたいと思って創業したのが「株式会社TIME MACHINE」です。
日程調整にかかる時間を1/10にするツール「Schecon」
Scheconとはどのようなサービスなのでしょうか？
日程調整が楽にできるサービスになっていまして、1対1でも複数名での日程調整も可能です。
社内ミーティングの開催・リスケも簡単です。
日程調整を行う方同士でGoogle・Outlookでログインしていただければ、お互いの空いている候補日時が瞬時に出せます。
空いている日時をパッと見つけて予約できるので、従来の日程調整にかかる時間を1/10以下にすることが可能です。
さらにこれまでミーティングをした方のデータを履歴で残せるので、誰といつ話したのかをいつでも振り返ることができます。
ですので、日程調整ツールに顧客管理機能が追加されているというイメージですね。
従来の日程調整ツールと最も大きく異なるのはどのような点でしょうか？
私たちの日程調整ツールは日程調整がゴールではなく、スタートなんです。
日程調整をしてから、日々の出会いのログを取っていく。
そのようなデータをSalesforceなどのSFAと連携して、営業やマーケティングに活用できるようにしています。
今後はSchecon内でチャットできる機能もローンチする予定なので、さらにコミュニケーションが円滑になります。
日程調整をした後に「◯月◯日に登録しました。」とわざわざ伝えるのは面倒だと思うんです。
Scheconであれば、日程調整からすぐにチャットに移行できるので、より無駄なくやり取りできます。
日程調整ツールというよりは、ビジネスコミュニケーションツールとしての役割が大きいので、その点は他社さんと大きく異なるかと思います。
Scheconのご利用者にはどのような点が最も喜ばれていますか？
日程調整の手間がなくなることと、顧客データを管理できる点ですね。
前回に話をしたのがいつなのか？これまでに何回お会いしているのか？ということがパッとわかるのはやはり便利だと思います。
今後は人とのつながりをより強化する機能を開発
今後Scheconに搭載予定の新機能などはありますか？
先ほどもお伝えしたチャット機能の他に、どのような人とつながりがあるのかを可視化できるような機能も開発する予定です。
そうすることで、より多くの方と日程調整がしやすくなります。
またチャット機能にはフォルダ分けできる機能も搭載することを検討中です。
よくあるチャット機能だと、チャットグループ自体がバラバラになって管理しにくいという問題が発生するので、それを自分の好きなように整理できるようになります。
例えば趣味フォルダ、仕事フォルダなどのように用途に応じてチャットをグルーピングできるイメージです。
Scheconをコミュニケーションにおけるプラットフォームにしたい
今後の御社の展望についてお伺いできますでしょうか？
出会いを邪魔する無駄をより省いていけるようにしたいですね。
例えば現在の「電源カフェ」は充電できるカフェの場所はわかりますが、予約までは取れない。
それを予約までできるようになれば、行ってみて満席だったということもなくなりますよね。
Scheconの日程調整機能を応用することで、席の予約にも活用していけるようにしたいと思っています。
また「おかねチップス」のサクサク仕事探しであれば、転職先を探している人と人材を探している企業をすぐにマッチング可能です。
ここでも面談をする際に日程調整が必要になるので、Scheconの機能が役立ちます。
コミュニケーションにおけるプラットフォームにしていきたいという思いで、Scheconのさらなる機能改善をしていこうと思っています。
最後になりますが、読者の方に一言メッセージがあればお願いいたします。
今後もよりサービスを改善していきたいので、厳しいご意見をいただける方を求めています。
ぜひ一度サービスをご利用いただいてみて、改善点やご意見があれば、各種サイトでご連絡いただけると嬉しいです。
