動画制作の費用・料金相場は、動画を制作する際に最も気になることの1つかと思います。
そこで本記事では、動画の用途・目的別に動画制作の費用・料金相場について解説をします。
また動画制作の工程ごとの費用や、動画制作の料金を抑える方法についてもお伝えします。
自社が検討している動画の内容を中心に、ぜひ費用・料金感の把握にご活用いただければ幸いです。
また弊社では、5つの質問にお答えいただくだけで概算費用がわかる「見積もりシミュレーション」をご用意していますので、よろしければお試しください。
目次
動画制作・映像制作の費用・料金相場
弊社にご依頼いただいた動画制作・映像制作の発注金額の平均値は79.8万円、中央値は60.0万円です。
価格帯別に見ると、50〜99万円が36%で最多、30〜49万円が23%で次に多い結果となりました。
また10万円〜100万円未満の発注が全体の7割以上を占めており、一般的には10万円〜100万円程度の予算を見ておくと良いことがわかります。
動画制作の費用・料金相場一覧表
動画制作の費用相場は、動画1本あたり10万円から300万円程度です。動画内容によって、さらに安い場合やより高額になる場合もありますが、一般的な目的で使用される動画は10万円から300万円程度を見込んでおきましょう。
動画の用途や表現方法によって、動画制作費用・料金の相場は異なります。
以下では、検討している動画の費用相場をご確認していただくことが可能です。
※キャスト・スタジオの有無によって、動画制作費用は変動します。
テレビCM | 150万円〜300万円以上 |
---|---|
WebCM | 30万円〜150万円程度 |
サービス・商品紹介動画 | 30万円〜80万円程度 |
会社紹介動画 | 40万円〜100万円程度 |
新卒・中途採用動画 | 30万円〜100万円程度 |
インタビュー動画・お客様の声 | 30万円〜50万円程度 |
マニュアル(How to)動画 | 20万円〜50万円程度 |
YouTubeチャンネル用動画 | 10万円〜30万円程度 |
展示会動画 | 30万円〜60万円程度 |
施設・学校紹介動画 | 30万円〜80万円程度 |
教育研修動画 | 20万円〜50万円程度 |
社員総会・イベント動画 | 20万円〜60万円程度 |
IR動画 | 20万円〜60万円程度 |
セミナー動画 | 10万円〜30万円程度 |
※リンクをクリックすると各動画の費用・料金相場詳細に移動します。
上記の表で大枠の動画制作費用・料金相場はご理解いただけるかと思いますが、実際には各社様が制作されたい動画の内容に合わせて、細かくお見積りを作成する必要があります。
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相場のバラつきは依頼先と外注内容が要因
動画制作費用の相場は、大きく分けると、「依頼先」と「外注内容」によって異なります。
依頼先は、フリーランスなどの個人や動画制作会社、広告代理店などがあります。
同じ1本の動画であっても、依頼先が異なると関わる人数や1人あたりの人件費が異なるので、相場は大きく異なります。
次の外注内容はイメージしやすいかと思いますが、同じ動画であっても、3DCGなど高度な技術を要する動画制作を依頼する場合と簡易的な編集のみを依頼する場合では、相場は異なります。
一般的には、作業工数が少なく簡単な内容ほど、費用相場は下がります。
依頼先による費用相場の違い(個人・動画制作会社・広告代理店)
動画制作の依頼先は、一般的に以下の3種類があります。
- 個人(フリーランス)
- 動画制作会社・映像制作会社
- 広告代理店
それぞれの依頼先の特徴と動画制作費用の相場について見ていきましょう。
個人(フリーランス)に依頼する場合の費用相場
個人(フリーランス)に依頼する場合の費用相場は、数千円〜10万円程度です。
依頼する動画内容によって、費用は変動します。
会社のように人件費や広告費がほとんどかからないため、費用を抑えられるのが特徴です。
クラウドソーシング系のサービスを利用すると、個人(フリーランス)で動画制作を行なっている方を簡単に見つけることができます。
一方、個人に依頼する場合には、品質にバラつきがあるので注意が必要です。
発注時に細かく要件を決めておかないと、思っていた内容とは異なる動画が出来上がってしまう可能性があります。
依頼者としてのスキルが求められるため、不安な場合には、動画制作会社に依頼するのがおすすめです。
動画制作会社・映像制作会社に依頼する場合の費用相場
動画制作会社・映像制作会社に依頼する場合の費用相場は、20万円〜200万円程度です。
動画制作会社の場合、企画から撮影、編集、納品まで動画制作の全てを依頼できます。
「動画制作のことはよくわからないから全てお願いしたい。」という場合には、動画制作会社への依頼がおすすめです。
個人(フリーランス)に依頼する場合と比較して、動画制作会社の場合には一定以上のクオリティも担保されます。
予算がある程度確保できる場合には、クオリティや手間のかからなさを考えると動画制作会社に依頼する方が望ましいです。
広告代理店に依頼する場合の費用相場
広告代理店に動画制作を依頼する場合の費用相場は、100万円〜1,000万円程度です。
広告代理店への依頼が高額になりやすい理由は、動画の制作自体は外部の動画制作会社にアウトソーシングするのが一般的であるためです。
広告代理店の主な業務は、企業のブランディング・プロモーション戦略を立案することであるため、動画そのものは割高になる傾向があります。
テレビCMやWebCMでの配信も踏まえて一任したい場合には、広告代理店への依頼がおすすめですが、費用は高額になる可能性があることを押さえておきましょう。
動画制作の費用・料金相場は「企画費」+「素材作成費」+「編集費」で決まる
動画制作の費用・料金は、大きく分けると以下の3つの項目によって決まります。
- 企画費
- 素材作成費
- 編集費
それぞれの項目について詳しく解説します。
企画費の相場
企画の費用・料金相場:10万円〜50万円程度
「企画」は動画の構成、シナリオ、表現方法などを決めて、制作のスケジューリングを行う工程です。
動画制作の目的を達成するために、どのような動画を制作すべきかを決定する重要な作業です。
企画がずれてしまっていると、その後の工程が全て無駄になってしまうため、慎重に進める必要があります。
素材(実写・アニメーション・3DCG)作成費の相場
素材作成費の相場は、動画の内容によって、相場が大きく異なります。
ここでは代表的な実写動画、アニメーション動画、3DCG動画それぞれに分けて費用相場を解説します。
実写動画の素材作成費相場
実写動画の素材作成費相場:10万円〜200万円程度
実写動画の場合、撮影にどの程度のリソースを必要とするかで費用相場が異なります。
実写動画の撮影の際には、撮影班の人件費、キャスティング費、撮影機材費、スタジオ費、ロケーション費、宿泊費、交通費などがかかります。
大規模な撮影班や、高額な機材を使用する必要がある場合には、費用が高くなります。
アニメーション動画の素材作成費相場
アニメーション動画の素材作成費相場:5万円〜50万円程度
アニメーション動画の素材作成費は、既存のイラスト素材を購入するか、新たなイラスト素材を書き起こすかで費用相場が異なります。
既存のイラスト素材であれば、比較的安価に購入できますが、新たなオリジナルイラストを制作する場合には、一定以上の予算が必要です。
3DCG動画の素材作成費相場
3DCG動画の素材作成費相場:30万円〜200万円程度
3DCG動画の素材を作成する場合には、主にモデリング(立体物を形作る作業)とテクスチャリング(質感を表現する作業)が必要になります。
3DCG素材をよりリアルに作り込むほど、素材の作成費は高額になります。
編集費
実写動画の編集費用・料金相場:5万円〜30万円
アニメーション動画の編集費用・料金相場:5万円〜50万円
3DCG動画の編集費用・料金相場:50万円〜300万円
動画・映像を制作するためには、素材をつなぎ合わせたり、BGMやナレーションを追加したりする編集作業が欠かせません。
これらの編集費は実写動画、アニメーション動画、3DCG動画によって、費用相場が異なります。
工数が多くかかる編集や、高度な技術が求められる編集の場合、費用が高額になります。
動画制作に補助金・助成金を活用するのもおすすめ
動画制作時に国の補助金や地方自治体の助成金を活用するのもおすすめです。
販促・営業目的の動画制作や、採用目的の動画制作の場合、補助金や助成金によって一定額を負担してもらえます。
動画制作における補助金の活用方法については以下の記事を参考にしてください。
関連記事:動画制作で利用できる補助金・助成金を紹介!【2024年最新】
用途・目的別の動画制作費用・料金相場
ここからは動画の用途・目的別に、動画制作費用の相場を詳細に解説していきます。
現在ご検討中の動画を中心にご覧いただくと、費用・料金相場のイメージを掴んでいただけるとかと思います。
参考動画は自社制作・他社制作が含まれます。
テレビCM
動画制作の費用・料金相場:150万円〜300万円以上
テレビCMはあらゆる動画の種類の中でも、高額になりやすい動画の種類です。
1回あたりのCM放映費が高額なことから、非常にクオリティの高い動画が求められるためです。
テレビCMの制作を検討される場合には、数百万円以上の金額感を想定しておくのが良いでしょう。
WebCM
動画制作の費用・料金相場:30万円〜150万円程度
テレビCMと比較すると、WebCMは比較的安価に制作することが可能です。
各広告媒体に合わせた動画尺で数秒〜30秒程度の動画を制作することが一般的です。
サービス・商品紹介動画
動画制作の費用・料金相場:30万円〜80万円程度
サービス・商品紹介動画は、通常テキストや静止画のみだと伝わりにくい内容を、わかりやすく伝えることが可能です。
特にBtoB向けの無形商材などは、アニメーション動画などを活用することで、本来目に見えないサービスをビジュアル化することが可能です。
Webサイト上に掲載することで、サイト訪問者にサービスの理解を促せます。
会社紹介動画
動画制作の費用・料金相場:30万円〜100万円程度
会社紹介動画は、会社のビジョンや事業内容を動画で表現したものです。
会社の知名度を高めたり、各ステークホルダーに会社のことをより理解してもらったりすることを目的に動画を作成します。
新卒・中途採用動画
動画制作の費用・料金相場:30万円〜100万円程度
新卒や中途採用を目的として、事業内容や経営理念、社風などを伝えるための動画です。
採用動画は、企業説明会、会社の採用ページ、SNSなどさまざまな場面で活用されます。
インタビュー動画・お客様の声
動画制作の費用・料金相場:30万円〜50万円程度
インタビュー動画・お客様の声は、サービスを利用している方の実際の声をインタビュー形式で表現した動画です。
インタビュー動画・お客様の声は、見込み顧客の購買意欲を醸成するのに効果的です。
単純なインタビュー映像のみになってしまうと、視聴者に飽きられてしまうので、インサートカットを活用するなどの工夫が重要です。
マニュアル(How to)動画
動画制作の費用・料金相場:20万円〜50万円程度
マニュアル(How to)動画は、サービスや商品の使い方を説明するための動画です。
マニュアル(How to)動画は、商品の使い方、Webツールの操作手順、家具の組み立て方法など、あらゆる場面で利用されています。
サービス・商品の購入前に、使用するイメージを具体的にできたり、購入後の顧客満足度を高めたりする効果があります。
YouTubeチャンネル用動画
動画制作の費用・料金相場:10万円〜30万円程度
YouTubeチャンネルに投稿するための動画です。
YouTubeチャンネルのターゲット属性や、どのようにファン化させるかなどを考慮した上で、動画内容を企画し、撮影、編集を行います。
展示会動画
動画制作の費用・料金相場:30万円〜60万円程度
展示会動画は、展示会で使用することを目的とした動画です。
展示会ブースへの集客を促すための動画や、ブース内で商談する際のサービス紹介動画を制作するのが一般的です。
展示会場では多くの企業が出展をしているので、展示会動画を活用していかに目を引く仕掛けを作れるかが重要です。
施設・学校紹介動画
動画制作の費用・料金相場:30万円〜80万円程度
施設や学校を紹介する場合、どうしてもパンフレットなどのテキストや静止画のみでは、実際の雰囲気などを伝えるのが難しいです。
施設・学校紹介動画を制作することで、遠方に住む方であっても、現場に訪れた際のリアルな雰囲気を感じてもらえるようになります。
実写での撮影になるので、費用・料金が高くなりやすいですが、一度制作することでWebサイトやSNSなどあらゆる場面で動画を活用できるようになります。
教育研修動画
動画制作の費用・料金相場:20万円〜50万円程度
教育研修動画は、社員が業務を進めていく上で必要となる事前情報のインプットや、業務の進め方を伝える目的で制作されることが一般的です。
教育研修動画を制作することで、教育担当者の負荷を削減したり、社員が必要なタイミングで動画を再確認したりできるメリットがあります。
社内の育成制度を効率的にしていきたい企業に向いている動画です。
社員総会・イベント動画
動画制作の費用・料金相場:20万円〜60万円程度
社員総会・イベント動画は、社員総会やイベントを盛り上げる目的で制作される動画です。
イベントのコンセプトを伝えたり、会社の歴史を振り返る内容を入れたりすることで、会場を盛り上げ、参加者の期待感を醸成します。
IR動画
動画制作の費用・料金相場:20万円〜60万円程度
企業のIR活動で効果的なのが、IR動画です。
決算説明や事業内容、企業の将来的なビジョンなどを映像化することで、投資家にわかりやすく会社の経営状況を伝えることができます。
セミナー動画
動画制作の費用・料金相場:10万円〜30万円程度
セミナーの様子を撮影し、わかりやすく編集することで、視聴者に伝わるセミナー動画を制作することが可能です。
また費用・料金を抑えたい場合には、Zoomなどのウェビナーツールを活用して録画することもできます。
映像化したものをアーカイブ動画として、Webサイトに掲載したり、メールなどで見込み顧客に届けたりすることも可能です。
時間別(1分・3分)の動画制作費用・料金相場
ここからは、1分間の場合と、3分間の場合の動画制作費用・料金相場について、それぞれ動画の種類ごとに紹介します。
動画の種類 | 1分尺 | 3分尺 |
サービス・商品紹介動画 | 30万円〜40万円 | 50万円〜60万円 |
会社紹介動画 | 40万円〜50万円 | 60万円〜70万円 |
新卒・中途採用動画 | 30万円〜40万円 | 50万円〜60万円 |
インタビュー動画・お客様の声 | 30万円〜40万円 | 50万円〜60万円 |
マニュアル(How to)動画 | 20万円〜30万円 | 30万円〜40万円 |
YouTubeチャンネル用動画 | 10万円〜15万円 | 15万円〜20万円 |
展示会動画 | 30万円〜40万円 | 50万円〜60万円 |
施設・学校紹介動画 | 30万円〜40万円 | 50万円〜60万円 |
教育研修動画 | 20万円〜30万円 | 30万円〜40万円 |
社員総会・イベント動画 | 20万円〜30万円 | 30万円〜40万円 |
IR動画 | 20万円〜30万円 | 30万円〜40万円 |
セミナー動画 | 10万円〜15万円 | 15万円〜20万円 |
動画制作にかかる費用・料金を抑える方法
ここまで動画制作の費用・料金について解説してきましたが、「もっと費用・料金を抑えたい」とお考えの場合もあるかと思います。
そこでここからは、動画制作にかかる費用・料金を抑える方法について解説していきます。
解説するのは、以下の方法です。
- 費用・料金を抑えられる動画制作会社を選ぶ
- 動画の尺を短くする
- 動画制作の目的を明確にする
- 自社で素材を用意する
- 動画制作の工程の一部を自社で対応する
- キャストではなく、自社スタッフを起用する
- アニメーション動画を検討する
費用・料金を抑えられる動画制作会社を選ぶ
まず最初に考えたいのは、費用・料金を抑えられる動画制作会社を選ぶことです。
「動画制作会社」といっても、その数は多く、得意領域もバラバラです。
動画のクオリティが高いことに越したことはありませんが、自社の目的を達成する上で過剰にクオリティを求めてしまうと、結果的に動画制作費用・料金が高くなりすぎてしまう場合もあります。
動画制作費用・料金を抑えたい場合には、コストを抑えられることを強みとしている会社を選ぶのが良いでしょう。
ただし、クオリティ面で満足いく動画を制作してもらえそうかは事前に実績動画の確認をしておきましょう。
動画の尺を短くする
動画制作費用・料金を抑える上で比較的取り組みやすいのは、動画の尺を短くすることです。
一概に全てのケースには当てはまりませんが、一般的に動画の尺が長ければ長いほど、動画の制作費用・料金は高くなる傾向があります。
その動画の中で本当に伝えたい内容に絞り、動画の尺を短くすることで、動画の制作費用・料金を抑えることが可能です。
動画制作の目的を明確にする
動画制作の目的を明確にしておくことも重要です。
そもそもの目的がぶれてしまうと、動画にどこまでの役割を持たせるべきなのかが不明瞭になってしまいます。
そのような状況では、取捨選択が曖昧になり、余計な費用・料金が発生してしまうことになりかねません。
依頼前にまずは動画制作の目的を明確にして、譲歩できる部分とそうでない部分を明らかにしておきましょう。
自社で素材を用意する
自社で素材を用意できる場合には、その分動画制作費用・料金を抑えられます。
また撮影が必要な場合でも、自社が保有しているオフィスや施設を利用することで、スタジオ費などを削減できます。
可能な範囲で、自社で用意できる素材はないかを確認しておくことも重要です。
動画制作の工程の一部を自社で対応する
社内に動画制作チームがある場合などには、動画制作の工程の一部を自社で対応することで、その分の制作費用・料金を削減できます。
たとえば、動画編集のみ自社で対応したり、動画の企画・シナリオ作成を自社で対応したりすることが考えられます。
一方、自社で対応することによって工数がかかり、かえって社内のコストが膨らみすぎてしまうリスクも考えられます。
自社で内製化する場合には、社内コストのバランスも踏まえて検討しましょう。
キャストではなく、自社スタッフを起用する
動画の出演者をキャストではなく、自社スタッフにする方法も、動画制作の費用・料金を抑える上では効果的です。
キャストに依頼する場合、最低でも1人あたり5万円以上の費用はかかります。
自社スタッフを起用することで、キャスト費をかける必要がなくなるので、費用・料金を削減できます。
アニメーション動画を検討する
動画制作費用・料金を抑えたい場合、アニメーション動画での制作を検討することもおすすめです。
動画の内容にもよりますが、アニメーション動画では、撮影が発生しない分、動画制作費用・料金を抑えられる傾向があります。
どうしても実写にしなければならない理由がない場合には、一度アニメーション動画での制作を検討してみてはいかがでしょうか。
動画制作の費用・料金相場を理解して、適切な価格で動画を作りましょう
本記事では、用途・目的別に動画制作の費用・料金相場について解説をしました。
また各工程ごとの動画制作費用や、動画制作のコストを抑える方法についてもお伝えしました。
「動画制作は高い」というイメージを持たれている方も多いかと思いますが、適切な表現方法を選んだり、費用・料金を抑える方法を活用したりすることで、比較的安価に制作することもできます。
本記事を動画制作をご検討する際にお役立ていただければ幸いです。
また弊社では、5つの質問に答えるだけで動画制作の概算費用がわかる「見積もりシミュレーター」を用意していますので、ぜひご利用ください。
動画制作の費用・料金相場に関するよくあるご質問
ここでは、動画制作の費用・料金相場に関するよくあるご質問に回答します。
動画制作の予算相場は?
動画制作の予算相場の目安は下記です。
テレビCM | 150万円〜300万円以上 |
---|---|
WebCM | 30万円〜150万円程度 |
サービス・商品紹介動画 | 30万円〜80万円程度 |
会社紹介動画 | 40万円〜100万円程度 |
新卒・中途採用動画 | 30万円〜100万円程度 |
インタビュー動画・お客様の声 | 30万円〜50万円程度 |
マニュアル(How to)動画 | 20万円〜50万円程度 |
YouTubeチャンネル用動画 | 10万円〜30万円程度 |
展示会動画 | 30万円〜60万円程度 |
施設・学校紹介動画 | 30万円〜80万円程度 |
教育研修動画 | 20万円〜50万円程度 |
社員総会・イベント動画 | 20万円〜60万円程度 |
IR動画 | 20万円〜60万円程度 |
セミナー動画 | 10万円〜30万円程度 |
※リンクをクリックすると各動画の費用・料金相場詳細に移動します。
詳しくは「用途・目的別の動画制作費用・料金相場」をご覧ください。
動画の尺によって費用相場は異なる?
動画の尺によって、費用相場は異なります。
1分尺の場合と3分尺の場合のそれぞれの費用相場は下記の通りです。
動画の種類 | 1分尺 | 3分尺 |
サービス・商品紹介動画 | 30万円〜40万円 | 50万円〜60万円 |
会社紹介動画 | 40万円〜50万円 | 60万円〜70万円 |
新卒・中途採用動画 | 30万円〜40万円 | 50万円〜60万円 |
インタビュー動画・お客様の声 | 30万円〜40万円 | 50万円〜60万円 |
マニュアル(How to)動画 | 20万円〜30万円 | 30万円〜40万円 |
YouTubeチャンネル用動画 | 10万円〜15万円 | 15万円〜20万円 |
展示会動画 | 30万円〜40万円 | 50万円〜60万円 |
施設・学校紹介動画 | 30万円〜40万円 | 50万円〜60万円 |
教育研修動画 | 20万円〜30万円 | 30万円〜40万円 |
社員総会・イベント動画 | 20万円〜30万円 | 30万円〜40万円 |
IR動画 | 20万円〜30万円 | 30万円〜40万円 |
セミナー動画 | 10万円〜15万円 | 15万円〜20万円 |
YouTubeチャンネル向けの動画制作の相場は?
YouTubeチャンネル向けの動画制作の相場は「10万円〜30万円程度」です。
詳しくは「YouTubeチャンネル用動画」をご覧ください。
依頼する動画の種類によって費用相場が異なるのはなぜ?
動画の種類や構成内容によって、動画制作にかかる工数や、技術的な難易度が異なるためです。
大規模な人的リソースを必要とするテレビCMの撮影や、高度な編集技術を必要とする3DCG動画の制作などは高額になりやすい傾向があります。
動画制作会社と個人(フリーランス)のどちらに依頼するのがおすすめ?
動画制作の相場は個人(フリーランス)の方が安いです。
ただし、個人(フリーランス)の方に依頼する場合には、依頼する相手によって動画の品質に大きな差があります。
10万円以上の予算があり、品質を担保することを優先したい場合には、まずは動画制作会社に相談するのがおすすめです。
補助金や助成金を活用すると費用相場は下がる?
補助金や助成金を活用すると費用相場は下がります。
動画制作で利用できる補助金・助成金には、さまざまな種類があります。
詳しくは「動画制作で利用できる補助金・助成金を紹介!【2024年最新】」をご覧ください。
動画制作の費用・料金を抑える方法は?
動画制作の費用・料金を抑える方法は以下です。
- 費用・料金を抑えられる動画制作会社を選ぶ
- 動画の尺を短くする
- 動画制作の目的を明確にする
- 自社で素材を用意する
- 動画制作の工程の一部を自社で対応する
- キャストではなく、自社スタッフを起用する
- アニメーション動画を検討する
詳しくは「動画制作にかかる費用・料金を抑える方法」をご覧ください。