株式会社アイズは、広告業界のプラットフォーム「メディアレーダー」や、一般消費者を活用した口コミプロモーションサービス「トラミー」などを運営する企業です。
今回のインタビューでは、同社のメディアレーダー事業部でマネージャーを務める上谷魁斗様に、メディアレーダーの詳細や、サービスの導入効果、今後のビジョンなどについてお話を伺いました。
インタビュイー
上谷 魁斗
株式会社アイズ
メディアレーダー事業部 プロダクトDiv兼マーケティングDiv
マネージャー
2021年に新卒で株式会社アイズへ入社。 広告業界のプラットフォーム「メディアレーダー」にて法人営業に約1年間従事。新卒1年目の売上記録を更新し、マーケティングチームに異動。 集客全般の業務と新機能の開発に携わり、2023年にプロダクトチームのマネージャーを経験し、現在はプロダクトとマーケティングの両ディビジョンにてマネージャーを務める。 マーケティング戦略・KPI策定やメンバーマネジメントといったマネージャー業務に加え、プレイヤーとして新機能の企画・実装などを通してサービス価値の向上に取り組む。
「世の中を変革する台風の目になる」をビジョンに掲げる株式会社アイズ
事業内容のご紹介をお願いします。
当社は、広告業界のプラットフォーム「メディアレーダー」と、一般消費者を活用した口コミプロモーションサービス「トラミー」の2つの自社プロダクトを運営しています。
上谷さんはどのようなことをご担当されていますか?
私は、メディアレーダー事業のプロダクト領域とマーケティング領域の責任者として、 利便性向上やユーザー様の増加に向けた施策のディレクションを主に担当しています。
広告業界のマッチングプラットフォーム「メディアレーダー」
メディアレーダーとはどのようなサービスなのでしょうか?
メディアレーダーは、広告やマーケティングに関するサービスの売り手である媒体社様や広告会社様と買い手である広告主様をつなぐ、広告業界のマッチングプラットフォームサービスです。
サービスを始められたきっかけについて教えてください。
当社の取引先が運営していたオウンドメディアを事業譲受したことがきっかけです。
当時は広告媒体の資料がダウンロードできる「資料のまとめサイト」のようなサービスだったのですが、当社代表の福島がそのビジネスモデルを再構築し、現在のマッチングプラットフォーム型サービスになりました。
あらゆる資料ダウンロードメディアが存在するかと思いますが、御社メディアならではの特徴について教えてください。
メディアレーダーには、3つの特徴があります。
1つ目の特徴は、広告業界に特化しているという点です。約8,500件の広告媒体やマーケティングホワイトペーパーが資料として掲載されているため、サービスをご利用いただいている会員様は、ほとんどの方が広告従事者です。
2つ目の特徴は、約11.5万人の会員様を抱えている点です。SEOや広告運用にも力を入れているので、毎月約1,500名ほどの検索エンジンを活用して広告サービスの情報収集を行っているようなホットな方々から、コンスタントに会員登録をいただいています。
3つ目の特徴は、資料ダウンロード以外にも、セミナー・イベントをはじめとしたさまざまなリード獲得コンテンツを用意している点です。たとえば、1,000名以上の方にお申し込みをいただいているウェビナーイベントや、広告主様が出稿したい広告や案件を記入することで、媒体社様や広告会社様が直接提案できる案件マッチング機能など、多様なコンテンツがあります。
受注に結びつく新規リード獲得に貢献
サービスを導入された企業ではどのような効果が生まれていますか?
多くのリード獲得に成功し、受注まで結びついたというお声をよくいただいています。
「導入後3ヶ月で300件以上のリードを獲得できました。」
「登録して3ヶ月で4件の案件を受注しました。」
「他のサイトと比較してリードの質の高さを実感しています。」
このようなお声を数多くいただいており、受注に貢献できるサービスであると感じています。
メディアレーダーは、どのような企業におすすめのサービスでしょうか?
広告領域の事業展開をされている企業様に関しては、事業フェーズを問わず幅広い企業様におすすめできるサービスです。
創業したばかりでまだ営業リストがほとんどない状態のスタートアップ企業様から、インサイドセールス・フィールドセールスなど機能別でチーム編成ができているような中〜大規模企業様まで、幅広い企業様に効果的にお使いいただいています。
メディアレーダーでは、単にリードを獲得できるだけでなく、優先順位がつけやすいようにアンケート回収をしたり、お礼メールを自動で送信したりする機能が実装されています。
日々機能実装を進めており、幅広い企業様に効果を実感いただけるように改善をしています。
ホワイトペーパーを作ったことがない企業も多いかと思うのですが、ホワイトペーパーを作る上でアドバイスがあればお願いします。
ホワイトペーパー作りでは、3つのポイントを整理することが重要です。
1つ目はホワイトペーパーをなぜ作るのかという「目的の整理」。2つ目は誰が見るのかという「ターゲットの整理」。3つ目は根幹となる「何を伝えるのかの整理」です。
ホワイトペーパーを作成する際、フォントやカラーなどのデザインに時間をかけてしまうことがよくありますが、それよりもこの3つのポイントが明確になっていることが重要ですね。
その上で、ノウハウを惜しみなく出していくことをおすすめしています。
コンテンツマーケティング全般で言えることですが、ノウハウをわかりやすく、隠すことなく公開することで、それを見た方が自社では解決できないような潜在的な課題に気づくことがあります。
課題に気づいた方は「自社では解決できないから専門家に相談してみよう」と考え、企業への問い合わせが発生します。
実際に当社の営業チームも、メディアレーダーの運用ノウハウを細かく資料化して、お客様から自発的なお問い合わせが生まれるような仕組みを構築しています。
広告業界のインフラを目指しさらに利用しやすいサービスへ
今後の展望について教えてください。
中長期の軸では、メディアレーダーの事業ビジョンである「広告業界のインフラになる」を体現するためにサービスをご利用いただいている企業様や、資料をダウンロードしていただいている会員様といったステークホルダーの皆様が、ご自身の業務に取り組みやすくなるような機能やサービスを展開していきたいと思っています。
短期の軸では、広告を出稿したい広告主様と広告サービスを活用してほしい媒体社様や広告会社様のマッチングにおいて、質の向上と回数を増加させられるような改善を進めていき、ご利用いただける企業様・会員様を増やしていけたらと思っています。
最後に読者の方に一言メッセージをお願いします。
広告業界のリード獲得という点で少しでも課題感をお持ちのご担当者様がいらっしゃいましたら、ぜひ一度メディアレーダーにお声がけください。
お力になれるよう、チーム一同全力でサポートさせていただきます!