Web広告を始めとした、Webマーケティング支援事業を展開する株式会社PIGNUS。
同社の新サービス「FitGap」は自社にぴったりのサービスがわかるBtoB診断サービスです。
今回のインタビューでは、同社の新規事業開発室で室長を務める森太毅様に、「FitGap」の詳細や、今後の展望についてお話しを伺いました。
インタビュイー
森 太毅
株式会社PIGNUS
新規事業開発室 室長 / Head of Business Development
1995年生まれ、関西大学卒。卒業後に人材系企業2社を経て、2018年に株式会社Branding Enginneerに入社。人事責任者として約70名から約150名の組織成長を牽引し、その後BizDevとして新規サービスの立ち上げを担う。2021年1月より株式会社PIGNUSに参画。新規事業開発およびHRを管掌。
Webマーケティング支援事業を展開する株式会社PIGNUS
まずは御社の事業内容からご紹介いただけますでしょうか?
当社は、Web広告の運用を始めとした、Webマーケティング全般の支援をしている企業です。
直近では、新たに自社サービスとしてBtoBサービス診断の「FitGap」をリリースしました。
森さんはどのようなことをご担当されていますか?
私は新規事業開発室の室長を務めています。
新規事業である「FitGap」の広報PR、マーケティング、セールス、CS、採用など、ビジネスレベニュー全体を統括しています。
BtoBサービス診断「FitGap」とは?
「FitGap」とはどのようなサービスでしょうか?
一言でお伝えすると、「自社にぴったりのサービスがわかる、BtoB診断サービス」です。
サイト上で複数の質問に答えていただくだけで、自社が求めている要件を満たすサービスが簡単に見つかります。
現在は主にBtoB向けのSaaSを取り扱っています。
どのようなきっかけから開発されたのでしょうか?
「SaaS戦国時代」と呼ばれているように、昨今SaaSの数が莫大に増えています。
また機能がどんどん拡張していくサービスや、逆に狭い領域に特化させたサービスが出現しており、年々SaaSを選択する難易度が上がっています。
このような背景から、自社に適した製品を簡単に見つけられるようにしたいと思い、「FitGap」の開発を始めました。
「FitGap」を使用されたユーザーからはどのような点が評価されていますか?
「IT製品を選ぶ際の頼れる部下のような存在」というお声などをいただいています。
SaaS選定には一定以上の専門知識が必要とされていますが、当社の「FitGap」であれば、専門知識を持たずしても、簡単に精度の高い比較を行うことが可能です。また、情報の網羅性、更新性も評価いただいております。
どのような方におすすめのサービスでしょうか?また「FitGap」への製品掲載はどのような企業におすすめでしょうか?
初めてSaaSを選定される方や、SaaSを選定することに不安を感じられている方におすすめです。
また製品を掲載される企業の場合、現在のリード獲得チャネルで効率の悪さを感じられている場合におすすめです。一般的な比較サイトなどの場合、一括請求機能により、月に何十件とリードの獲得はできるものの、ほとんどが商談や受注など、その後のプロセスに至らないというお声もしばしば耳にします。
「FitGap」の場合には、まずユーザーが属する企業の要件を診断で認知してもらい、その要件に対して適合度が高い製品にコンバージョンする仕組みなため、、受注確度の高いリードを提供可能です。
世界規模で人間とテクロノロジーのギャップを埋めていく
今後の展望について教えてください。
当社のFitGap事業は、「人間とテクノロジーのギャップを埋める」というパーパスを掲げています。このパーパスには、ソフトウェアを選ぶ際に、人が何も考えることなく最適な製品を選べるようにする、という想いを込めており、今後はAPI連携を前提とした比較など、より専門的なニーズに合わせて、正確な診断ができるようなサービスへと改善していく予定です。
また直近では、米国サービス版のFitGapもリリースしました。米国は世界のSaaSマーケットの中で最大かつ最先端です。しかし、このことは同時に、米国におけるソフトウェア選定の課題が重大で複雑であることを意味しています。
この課題を解決することで、日米を起点として、今後は世界規模で人間とテクノロジーのギャップを埋めていきたいと考えています。
最後に読者の方に一言メッセージをお願いいたします。
ユーザーに「SaaS選びが難しい」という課題がある一方で、SaaS運営企業様には、BtoBマーケティングの後進性という課題が存在します。BtoBのマーケティングは、BtoCのマーケティングと比較すると遅れており、まだまだ発展の余地があると考えています。
そんな中、多くの会社はリード獲得がアウトバウンド営業頼りになっており、心無い口コミが増えてしまったり、ニーズのないハウスリストに対してばかりメルマガ配信などナーチャリング施策をしてしまっており、受注に繋がらないなど、多くの会社がマーケティングに課題を抱えているのが実態です。
そのような中で、新たなチャネルとして「FitGap」をご検討いただけると大変嬉しいです。
SaaSを提供されていて、前述のようなマーケティング課題を感じていたり、事業グロースしていく上でのマーケティング施策拡張をご検討されている場合には、ぜひお気軽にご相談ください。
また当社で働くことにご興味を持っていただけた方がいらっしゃれば、まずはカジュアルにお話できればと思っていますので、ご応募をお待ちしています。