独自フレームワーク「CORE Framework」で高速アジャイル開発を実現する株式会社STOVE

事業内容のご紹介からお願いします。

当社は主に企業の業務システム全般の受託開発を行っています。たとえば、受発注の管理システムや見積もり発行システム、社内承認フローなどのシステムを開発していますが、企業内のあらゆる業務に関連するシステムを開発することができます。

当社の特徴は、「CORE Framework」と呼ばれる独自のフレームワークを用いて、効率的にシステム開発を行う点です。通常ゼロからスクラッチ開発すると非常に時間がかかってしまう部分を、あらかじめモジュール化することで、短時間で開発を進められます。

またCORE Frameworkを部分的にSaaSツールとしてお客様に提供し、ノーコードでシステム開発ができるような環境も提供しています。一方で、いま実装されていない部分は柔軟に開発することができるため、どのような目的にもフィットさせることができます。

橋川さんはどのようなことをご担当されているのでしょうか？

私は主にセールスとデジタルマーケティングを担当しています。リードの獲得から、ナーチャリング、セールスクロージングまで幅広く対応しています。

CORE Frameworkの詳細について教えてください。

CORE Frameworkは、システム開発時に必要となる機能をあらかじめパーツとして用意し、ノーコードでシステム開発ができるフレームワークです。業務システムの開発では、まずお客様のご要望をヒアリングし、それらのパーツを組み合わせてプロトタイプを作ります。

そのプロトタイプをもとに、お客様と合意を重ねながら、細かい仕様を決めていきます。もし必要とされる機能が既存のパーツにない場合でも、新たに開発を行うことが可能です。

このようにCORE Frameworkは拡張性に富んでいて、手早くシステムを開発できるサービスです。

どのようなきっかけからCORE Frameworkを開発されたのでしょうか？

当社の代表である川端が、システムコンサルタントとして働いていたときの経験が、CORE Frameworkを開発したきっかけになっています。当時支援していた多くの大手企業が、既存のシステムを柔軟に更新できないことに課題を抱えていました。

このような背景から、システム開発時に拡張性の高いパーツを用いることで、顧客が自由にシステムをカスタマイズできるサービスが有効だと考え、CORE Frameworkの開発を開始しました。
また、多くのクライアントで過去にシステム開発で失敗を経験していたこともあり、低コストで誰でもかんたんに扱える開発プラットフォームを提供するという想いで開始しています。

パッケージ商品なども多くあるかと思いますが、ノーコードツールならではの良さについて教えてください。

パッケージ商品は、その名の通り、あらかじめ定型化された商品を提供するため、拡張性には限界があります。ですので、多くの場合でお客様の要望を100%実現することは難しく、実現したいことの70%〜80%程度を満たせるのが、パッケージ商品です。

一方で、ノーコードツールであるCORE Frameworkは、パッケージ商品では実現できない細かい仕様まで対応できます。お客様の業務を深くヒアリングし、「あるべき」システム開発を行えるのが、CORE Frameworkの魅力です。

CORE Frameworkを導入された企業ではどのような効果が生まれていますか？

CORE Frameworkの導入効果としましては、通常のシステム開発と比べて、初期費用を約80%程度削減できたというお声をいただいています。また製造業の企業様では、現場の作業時間を80%削減することに成功しました。

このようにコストと工数を大幅に削減できています。定性面では、「エンジニアがいなくても業務を円滑に運用できるようになった」、「属人的な業務運用がなくなった」という評価をいただいており、業務プロセスの改善にも貢献しています。

CORE Frameworkはどのような課題を持つ企業におすすめのサービスですか？

CORE Frameworkは、製造業など複雑な業務フローをお持ちの企業様や、DXをどのように進めていくべきかを悩まれている企業様におすすめのサービスです。弊社は単にCORE Frameworkを提供するだけでなく、業務フローの詳細なヒアリングを行い、業務プロセスの改善を前提としたシステム開発を行います。

自社の業務フローを見直し、DXの実現に向けた明確な方向性を定めたい企業様にとって非常に価値のあるサービスだと思っています。

今後の開発予定について教えてください。

まずは、CORE Frameworkのパーツやモジュールを拡張し、特定の業界・業種向けのテンプレートを実装する予定です。またそれと並行して生成AIの技術を採り入れます。

たとえば、エンジニアではない方が新たに機能を開発したい際に、プロンプトを入力して、自身の環境でプログラムを開発できる機能などです。

それによって、ユーザー様がこれまで以上に直感的にシステム変更できるような環境を整えていきたいと思っています。

最後に、読者の方にメッセージをお願いします。

システムに関するお悩みがある方や、将来的に不安がある方は、ぜひ当社にご相談いただけると嬉しいです。

「システム開発で失敗してしまった」というお話をよくお客様からいただきますが、多くの場合、お客様と開発担当者との間で認識のズレが起きてしまったことで、失敗が発生しています。

当社は、徹底したヒアリングを行い、業務フローを丁寧に可視化していく独自のVFP（Vision For Proposal）というアプローチをとっており、認識のズレが起きないように開発ステップを進めていきます。

またノーコードのフレームワークを持っているため、システムのプロトタイプをすぐに開発可能です。ご契約前にプロトタイプをご確認いただけるので、どのようなシステムを開発するのかをより明確にした上で、最終的な判断をしていただくことが可能です。

失敗しないシステム開発を体感していただけますので、システム開発の際には、ぜひお声がけください。